外構屋からの見解

外構屋として
風景写真

現在のデザインは「流行」に左右され置き換えられている
傾向にあるような気がします。といってもデザインの流行を否定しているわけではありません。
しっかりした目的もったデザインは素晴らしいと思います。
ただ、今の流行のデザインを採用することで自分が適切な行動をとっているという安心感から業者のいわれるまま
デザインを追い求めると工事内容が大きな規模になり工事金額も膨らんでしまい後になって買い替えのできない買い物をしてしまったことに気づくことも少なくありません。
流行の最先端で目まぐるしく動く服飾デザインに関しては流行の影響が大きく流行現象には「刺激」と「飽き」のくり返しがあり、1シーズンに沢山の人々に採用され広くゆき渡ります。
このような、同じ感覚で外構や庭のデザインを一時的な流行で考えることはとても危険なことです。
建築当初の感性だけでなく、5年後・10年後の家族の姿と年齢も加味して,計画することが重要なことで、ジーンズのような超長期にわたる一つの文化であってほしいと願います。

以前に比べ、ここ数年で個人の住宅の庭が積極的に使われるようになりました。
また住まい手の庭に対する意識も変わってきました。
そう考えると、この広がりの中で、これから始まる「庭づくり」にはまだまだ沢山の可能性があります。
これからも、私たちはこの機会を捉えて、お客様と一緒によりよい「目的を持った庭」造りをし続けます。
大げさですが、これから計画されるお客様が新しい日本の庭づくりの始まりではないでしょうか。

外構と庭は高額な買い物です。「これだけのお金をかけて本当にいいのか、」よく考えて下さい。
これから行う工事をなぜするか、その目的を見失わないようにしてほしいものです。

「どんなモノを使いますか?このプランにはいいモノが必要です」でなくて「どんな生活がしたいですか?」と一緒に考えることが大切。
花の写真

建築主といえども外構造園エクステリアに関しては素人、好きな一つ一つのパーツ選ぶことは出来てもトータルに考えバランスよくイメージするのは非常に難しいものです。
プロはお客様と会話をしながら頭の中でデザインを
組み立ていて打ち合わせが終わる頃にははっきりした
イメージを作り上げます。
業者の中にはお客様のライフスタイルや好みを読みとる
ことができず「どうしますか?」とお客様に聞いてくる経験の
浅い業者もいます。
また「お客様がそう言っているから」と、何もアドバイスも出来ないまま話を進めてしまう、
これではプロとしていかがなものでしょうか?
これとは逆に設計者の「好みのおしつけ」があります、これも厄介なもので設計者の好みをお客様のことを知ろうとしないで自分の好みを勧めてくる、お客様の外構や庭を自分の作品だと勘違いしています。
それでもよく分からないお客様は業者に「お任せください」と言われれば「こんなものなのかな」と思って任せてしまい無駄なお金を使ってしまっていることが結構あるようです。
さらにあれこれと意味もない提案をして工事金額を膨らませる業者がいますが、初めて経験する建築主は分かろうとしないまま気づかず見過ごしてしまっています。
このような話を聞くと同じ業界に身をおくものとして、少々残念な気持ちになったと同時に、
はからずも私自身、自分のスタイルを再認識するよいきっかけとなりました。
当たり前のことですが私たちの仕事は住まい手が本当に必要としているものを発見し具現化すること、つまり住まいづくりの基本は、お客様との信頼関係を築き知ることだと考えます。

日本の”外構・エクステリアの業界”の体質
売り上げUP 画像

日本の外構・エクステリア業界の構造は下請体質であり、基本的に保守的です。
昔の家は地元の工務店、外回りは外構屋、庭は植木屋と、ある程度の棲み分けができていたようです。
今では大資本をバックにブランド化されたハウスメーカーの出現により、完全なゼネコン式ピラミッドの構造が
出来上がってしまっています。
時代の流れもあるでしょうが、その流れによって外構会社が潤ったという歴史もありました。
昨今の不景気に、少子化問題・着工数減少など、業界をも巻き込む問題があるにも拘わらず、 各ハウスメーカーは「ブランドへの信用」を保ち、高めながら、必死になって生き残りのためにしのぎを
削り合っています。住宅営業マンのノルマは大体一年7棟。
実際は平均販売3棟(一棟平均は2500万円くらい)25%の利益。
ただし住宅メーカーは社員の3分の一が営業だから、営業一人で三人分の給料を稼がないといけません。

また住宅展示場は毎月出展料を支払っています。
その経費は新聞社主催か、テレビ局主催のハウジングセンターかで大きく金額が違いますが、
安いところは毎月30万ぐらい、高いところは200万ぐらい。
またモデルハウスは平均8000万円ぐらいかけて建てますが、5年で取り壊されて建て直します。
ハウスメーカーの営業はこの出展料とモデルハウス建築費だけをとっても大変な経費を稼ぎ出さないと
なりません。それはもう受注合戦で大変な思いをしているのです。
では、末端の下請外構会社の多くも同じ思いで戦っているのでしょうか?

私たちが見る限り、「戦っている」のではなく「しがみついている」ように見えます。
下請外構会社は元請であるハウスメーカーは回転率を上げ利益を追求しなければならないため
工期や発注単価の見直しが求められています。
このことは下請けとして対応するのは当然なことだとは思いますが、、、

ハウスメーカーと下請外構会社
ログハウス 写真

しかしそれだけでは収まらず、ハウスメーカーは無理難題を押し付けているようにも感じられます。
「一斉単価の引き下げ」「エクステリア金物の支給」。
そこに理由はありません。
もろに施工費の影響をうけるのは下請外構会社ですが、
それでも仕事にしがみついていなければなりません。
お客様はデザインと素材にこだわり、尚かつ堅固な品質の外構工事を作ってほしいと願っています。
良いデザインと堅固な品質を作るにはそれなりの時間が必要なのですが、短い工期ではそうはいかず、工期短縮で現場の回転を上げ、まるで大量生産品を製造しているように思えます。

外構・造園は製造業やサービス業とは基本的に性質が違い、作ってから売るのではなく、
売ってから作る、しかもつくる所はお客様の土地の上という特殊性があるのです。

企業として利益を追求するのは当然なことですが、中心にいるのはお客様です。
余裕の無い工事行程の中で一番最後に行う外構工事にすべてしわ寄せがきます。
そうなると残りわずかな日数で終わらせなければならないため、どうしても突貫工事になって品質に疑問が出ます。以前ハウスメーカーの仕事をさせて頂いていたとき、お客様から「どうしてそんなに急いで
工事をするんですか?」と聞かれたことがありました。
お客様の「じっくりいいモノを作ってほしい」との思いは私どもに十分伝わっていたのですが当時
「しがみついている立場」としては仕方ありませんでした。工期優先とお客様の不満が比例し満足度は
相反してしまうことに矛盾を感じずにはいられません。
打ち合わせも、「もっと専門家と話をしたい」「もっと色んな提案をしてほしい」と感じていると思います。
プラン作成も、突発的な依頼は徹夜してでも、カタチだけのプランを作成しなければならず、このような
状況下では下請外構会社はお客様のことを真剣に考えて提案することは難しいと思います。

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